2018.03.07

第4回【HATAJOラボ】
もっと仕事が上手くいく!
ロジカルシンキング&スピーキングを開催

 北海道で働く女性を応援し、魅力ある職場づくりを目指す[HATAJOラボ]プロジェクト。1月19日に行われた第4回セミナーでは社会保険労務士の越膳恵子さんを講師に迎え、スムーズな業務進行に不可欠な「論理的思考力」と「相手にわかりやすい話し方」のスキルを学びました。

「自分へのQ&A」で論理的思考を身に付ける

 早く結論を言いたくて話が飛んでしまう、考えがまとまらず「結局何が言いたいの?」と言われてしまう、専門用語を使いすぎて怪訝な顔をされてしまう…言いたいことが明快に伝わらないと、会議が長引いたり部下の指導に手間取って仕事の効率も上がりません。そこで今回学ぶのが、筋道を立てて考える力=「ロジカルシンキング」と、相手のために組み立てて話す力=「ロジカルスピーキング」。まずは自分に問いかける疑問文と答えを作り、ロジカルシンキングの基本を理解します。越膳さんによれば、Q&Aで考えることで頭を整理しやすくなり、結論を導きやすくなるそうです。
 ロジカルシンキングができるようになると問題解決力もアップします。参加メンバーは問題の原因や目標達成の手段を追究する「ロジック・ツリー」を作成するペアワークを実践。「できっこない」と思っていたことも、ツリーを辿っていくと「できることがある」とわかってきます。

「伝わる話し方」でより良い職場づくりを目指す

 自分の中で問題を整理して導き出した結論を、相手が納得できるように伝えるために有効なのが、ロジカルスピーキングのスキル。「前にも言ったよね?」と相手を責めたくなるのは、“伝えたつもり”で“伝わる話し方”ができていない証拠です。越膳さんが挙げるスピーキングの心構えは「聴き手に感謝する」「聴き手が収納しやすいように言葉を渡す」の2つ。越膳さんがジェスチャーで表現した「相手に言葉を手渡し、受け取った相手が心の引き出しにしまう」イメージに、参加メンバーも納得したようです。
 最後はグループに分かれてプレゼンテーションを実践。「より働きやすい職場づくりのために」をテーマに、効果的な取り組みを提案するロジカルスピーキングに挑戦しました。やみくもに不満や要望をぶつけても問題が解決しないのは、相手が人でも職場でも同じこと。まずは職場の現状を把握し、最善の提案を会社側に伝え、その理由とメリットを挙げて説得しなくてはなりません。グループ全員でつくりあげた本番さながらのプレゼンテーションは、働き手一人ひとりが職場改善を担う当事者であることを意識する契機となったのではないでしょうか。

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