音楽を通じて、人の触れ合いを育む。

KEIKO LEE スペシャルインタビュー

札幌の熱いジャズファンに、楽しさを届けたい

松尾今年、サッポロ・シティ・ジャズは7回目を迎えます。札幌でジャズが受け入れられる要因は、どのようにお感じでしょうか?

ケイコやはり都会だということが重要だと思います。ジャズは都会の音楽。札幌は大きな都市だし、観光地だからいろんな方がいらっしゃる。土地が持つパワーのようなものが、ジャズにフィットするのかもしれませんね。

松尾札幌とほかの都市では、ジャズに対する捉え方の違いを感じることはありますか?

ケイコ札幌には何度も訪れていますが、来るたびにリスナーがジャズに慣れてきているように感じます。都会の方って、そうなんですよね。ジャズの敷居が低くなって、皆さんが気軽に楽しんでいる。文化的に素晴らしいことだと思います。

松尾今年のサッポロ・シティ・ジャズへの意気込みをお聞かせください。

ケイコメンバー、スタッフとも、札幌に来ることをすごく楽しみにしています。食べ物もおいしいし、お客さまも熱い。ライブをやった後、「もっとやりたい!」という気持ちになるくらい、お客さまが温かく盛り上げてくれます。その楽しい気持ちを、そのまま皆さんにお届けしたいですね。

歌は、心を込めて歌えばきっと人の心に響きます

松尾では、ジャズシンガーを目指している方へ、メッセージをお願いいたします。

ケイコとにかくいろんな音楽を聴いて勉強すること。真剣に取り組めば、何らかのカタチで必ず報われます。歌は、うまく歌おうとか、よく見せようということよりも、メロディーや歌詞を大切にして、心を込めて歌うことが大事。自分でも、それをいつも肝に銘じています。

松尾最後に、ケイコさんの未来計画をお聞かせください。

ケイコ例えば、札幌で知り合った仲間と世界中に発信したり、会ったことのないミュージシャンとセッションしたり、国内・海外を問わず、いろんなところを回って自分の歌を聴いてもらいたい。音楽を通じて、いろんな人と触れ合って生き続けられたら幸せだなと思います。

サッポロ・シティ・ジャズ2013 ジャズの街・札幌に感動の音が鳴り響く。

期間=2013年6月26日(水)~8月25日(日)
会場=大通公園2丁目/芸術の森野外ステージほか

札幌の夏を彩る音楽の祭典「サッポロ・シティ・ジャズ」が今年も開幕します。メーン会場となる大通公園2丁目には新たな2階建てミュージックテント「サッポロ・ミュージック・テント」が設置され、国内外の著名ミュージシャンによる36本のライブが開催されるほか、会期中に多彩なライブプログラムが行われます。

[ 各公演のライブ及びチケット情報 ]

サッポロ・シティ・ジャズ実行委員会事務局
TEL 011-592-4125

オフィシャルホームページ
www.sapporocityjazz.jp

  • EDIT:北海道新聞社広告局/nu
  • TEXT:高崎 克秋
  • PHOTO:大橋 泰之
  • 記事公開日:2013年5月26日 朝刊 掲載

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