2018.07.03

2018年度第1回
【HATAJOラボ】が開催されました!

 昨年始動した北海道の働く女性応援プロジェクト「HATAJOラボ」。今年度の1回目は札幌市内で7月3日、「社会の変化に合わせた働き方について考える」に焦点を当て、セミナーとディスカッションの2本立てで開催されました。集まった約70人の女性が共有した熱いひとときの様子をお伝えします!

働き方改革のヒント

 講師の島畑知可子さんは証券会社の営業職経験もある社会保険労務士。いわば働く側と雇う側双方の気持ちを知る立場です。島畑さんは「働く私たちが働き方改革の主役である」という大前提のもと、3つのステップに沿ってお話ししてくださいました。

[STEP1]何のために働き方改革をするのか

 国や会社が働き方改革を進める目的は、人口減に伴う人手不足を多様な働き方によって解消し、日本経済や事業の発展につなげること。しかし働く人にとっては、自分が望む生き方を実現するための改革でなくてはなりません。働く人が主役となり、個々の事情や意向に応じて多様な働き方を選択できる社会の実現に向けて、国・会社・働く人が三位一体となった働き方改革が望まれます。

[STEP2] 社会の変化に合わせた働き方

 近年、始業及び終業時刻を自由に決められる「フレックスタイム制」や在宅勤務やモバイルワークが可能な「テレワーク」、就業中に子供を預けられる「企業内保育」など、個人を尊重した多様な働き方が広がりつつあります。また、AIやクラウドサービスなどのITテクノロジーも業務効率化に一役買っています。その一方で、企業にとっては業務管理やコスト負担などが課題になっています。今後は段階的導入などを検討する余地もありそうです。

[STEP3] 働き方改革におけるマインド

 「会社員時代は世間体や常識にとらわれ、空気を読むことに必死だった」と語る島畑さん。社会保険労務士として独立6年目の今、友人が営むカフェをオフィス代わりに、自分らしくのびのび働けていると言います。働くことは生きること。どんな「自分らしい生き方」がしたいのか、そのためにどんな働き方をすれば良いのか。まず自分自身に問いかけ、自分の答えを見つけること。そこから、一人ひとりの働き方改革が始まります。

働き方改革で必要とされるHATAJO像を描く

 セミナーから得たヒントをもとに、ラボ後半では9つのグループに分かれて「働き方改革で必要とされるHATAJO像」をテーマにディスカッションが行われました。各グループには1人ずつファシリテーター(進行役)がつき、まず40分間グループ内でテーマについて話し合いました。その結果をグループ代表者が発表し、代表ファシリテーターを務める阿部夕子さん(株式会社MammyPro代表)と本間あづみさん(本間社会保険労務士事務所代表)からコメントやアドバイスが与えられました。2人のアドバイスを参考に各グループでさらに内容を練り直し、アクションシートを完成させていよいよ最終発表。実践的な提言からユーモアあふれる宣言まで個性豊かな発表の数々に、会場は感嘆の声と拍手に包まれました。

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