2020.11.19
11月19日、北海道の働く女性応援プロジェクト[HATAJOラボ]第3回セミナーが開催されました。会場参加とZoomによるオンライン参加を合わせたハイブリッド形式により、相手の能力を引き出す「コーチング」を活用した職場改善について学びました。
講師の小川さんの前職は歯科衛生士。部下の育成に失敗したことを機に「コーチング」を学んだ結果、部下も自分もポジティブに変化したそうです。コーチングとは相手の話をよく聴き、適切な質問をすることで自発的な答えを引き出し、相手が本来持っている力を発揮できるよう促す、コミュニケーションスキルのこと。自分が望む変化を相手に求めるならば、相手に対するアプローチを変える必要があります。自分は相手にどう接してきたか、今までのコミュニケーションのあり方を振り返り、自分自身をよく知ることがコーチングの第一歩です。
ラボ後半は会場参加者とオンライン参加者がそれぞれグループに分かれ、ディスカッションを実施。職場でありがちな4つの出来事から1つ選び、コーチングの手法を使った解決策を話し合い、3分間のプレゼンテーションを行いました。
生意気な後輩やトラブルメーカー、仕事に行き詰まった人やネガティブな発言が多い人を放置していては、職場の雰囲気が悪くなる一方。すべての発表に共通していたのは「相手の話を聴き、置かれている状況を理解する」「相手に寄り添い、認めることで安心させる」といった、まさにコーチングの基本でした。今回の学びを職場にフィードバックすることで、HATAJOを取り巻く人間関係はポジティブに変化するに違いありません。