2021.03.17

働く女性の「いま」を発信
HATAJOパーティーオンライン開催!

 3月17日、北海道の働く女性応援プロジェクト「HATAJOラボ」の1年間の活動を締めくくる「HATAJOパーティー」がオンラインで開催されました。
 リアルイベントの開催が困難な中、女性が働きやすい職場づくりに取り組む企業の事例発表や、女性の健康をテーマとしたトークセッションなどをYouTube Liveで配信。全道各地の視聴者が働く女性の「いま」を共有し、モニター越しにHATAJOの絆を深めるひとときとなりました。

| HATAJOパーティー ダイジェスト動画 |


〈プレゼンテーションイベント〉

 「HATAJOアワード」は女性が活躍できる働き方や、職場づくりに関する取り組み事例を募集し、表彰するコンペティションです。
 今年度はHATAJOラボの活動に参加した企業の中から募集を行い、書類審査を通過した4社のファイナリストがプレゼンテーションに挑戦。視聴者のオンライン投票と審査員による投票を総合し、グランプリほか各賞が決定しました。

自ら企画!自ら計画!自ら実行!
ぽろ小町大作戦

 建設業界の女性技術職はまだ少数ですが、戸田建設では各支店で女性活躍推進活動を実践しています。札幌支店では2018年、女性社員が自ら働く環境や働き方を変え、建設業の魅力を発信するためのワーキンググループ「ぽろ小町」が発足。女性目線で現場の就業環境を評価する「こまちパトロール」や女性懇談会を行い、現場の環境改善に役立てています。
 女性事務職は男性社員のサポートや掛け持ち業務が多く、女性自身も「男性社会だから」と諦めてしまいがちでしたが、近年はジェンダー平等を推進。HATAJOラボで刺激を受けたぽろ小町メンバーも自ら行動を起こし始めました。女性目線を生かしたトイレ改修工事の提案、イクメンサポートの取り組み。
 そして次に目指すのは「女性だけでなく誰もが働きやすい職場」。男性中心だった職場環境に、新しい風が吹き始めています。

私たちの挑戦~こどもたちの未来に~

 本間社会保険労務士事務所のスタッフは、全員ワーキングママ。子どもを預ける保育園が見つからないスタッフのためにテレワークに挑戦し、2018年に「総務省 テレワーク先駆者百選」に選ばれました。さらにスタッフの多くが更年期に差し掛かり、健康経営にも着手。昼休みのヨガやスマートウォッチによる健康管理など、多彩な実践が評価され、「経済産業省 健康経営優良法人2021」に認定されました※。挑戦し続ける母たちの姿を見て育った子どもたちが大人になる頃、女性が当たり前に活躍し、「女性活躍推進」という言葉が必要ない世の中になっていること。それが本間社会保険労務士事務所の願いです。

※経済産業省健康経営優良法人2021の認定は、関連会社であるワーク&ライフインテグレーション(株)での認定となります。

熱意をかたちにできる職場

 北海道科学大学には、まだ男性中心の風土があり、女性管理職はごくわずか。女性中堅職員の退職が続いていました。こうした組織風土を変えるため、職員の教育支援制度や契約職員の正規雇用ルートを確立。有給休暇や時差出勤、育児介護休暇を取りやすい仕組みづくり、週休3日制や職場内保育園の導入提案も行われています。
 HATAJOラボで学んだ業務のIT化にも着手し、役員自らITツールを積極的に使用するまでになりました。4月からは女性管理職が増えて変化の兆しも。
 教育機関の女性活躍推進が学生や社会へのメッセージになればと願い、北海道科学大学は挑戦し続けます。

女性が働きやすい職場づくりのために

 サッポロビール北海道本部は2016年、営業担当を社内でサポートする営業内勤の業務改善を目指し、女性メンバー主導による「内勤プロジェクト」を立ち上げました。業務の棚卸しや共有ミーティングを重ねて課題を抽出し、解決のヒントを得るために2019年からメンバー1人がHATAJOラボに参加。20年からは道内各地の事業所から延べ16人がHATAJOラボに参加し、学びを職場にフィードバックしています。
 女性の働き方は総合職や営業内勤などさまざまですが、「HATAJOラボでともに学び、自分らしさを生かして働ける環境をつくりたい」という思いは一つです。



HATAJOアワードを振り返って

男性社会に風穴を開けた戸田建設を始め、4社ともレベルの高い発表でした。今後も協賛企業のご協力のもと、HATAJOラボを通して女性が働きやすい職場づくりに寄与してまいります。自分自身を見つめ直してアウトプットする経験は成長のチャンス。受賞した皆さんの輝くような表情がその証です。アワード挑戦者がもっと増えて北海道のHATAJOが盛り上がりますように!

「女性が働きやすい職場づくり」をテーマとしたHATAJOアワードですが、4社の取り組みは「働きやすい」を超え、「働きたい職場づくり」だと感じられる素晴らしいプレゼンでした!

ラボの参加者が学びを生かして確実に成長し、職場を変えた事例を見てうれしくなりました。5期目のラボでも女性と企業に実りあるプログラムを企画していきます。ご期待ください!男性社会に風穴を開けた戸田建設を始め、4社ともレベルの高い発表でした。今後も協賛企業のご協力のもと、HATAJOラボを通して女性が働きやすい職場づくりに寄与してまいります。自分自身を見つめ直してアウトプットする経験は成長のチャンス。受賞した皆さんの輝くような表情がその証です。アワード挑戦者がもっと増えて北海道のHATAJOが盛り上がりますように!

今回のパーティーではオンラインの強みを生かし、全道各地から参加していただくことができました。4社4様の魅力ある取り組みが他社の刺激となり、職場改革の輪が広がっていくことを期待しています。

※撮影時以外はマスクを着用しております。



〈事前収録トークセッション〉

 長年医療業界で活躍してきた藤井美穂先生とUHB医療キャスター松本裕子氏との事前収録トークセッションを放映しました。女性ホルモンの変化と女性の健康との関係、女性の働き方の変化と今後の展望について語っていただきました。

適切な更年期ケアで輝き続ける人生を

 女性の一生の健康は女性ホルモンの一種「エストロゲン」の大きな影響を受けています。エストロゲンは思春期から急激に増加。30代をピークに45歳頃から急激に減少し、50歳前後で閉経を迎えます。さらにエストロゲンは月経周期内でも増減するため、女性の体は常にエストロゲンによって変化している状態です。そして閉経を中心とした前後10年間の「更年期」にはさまざまな心身の変化が表れ、頭痛や不眠、発汗異常、手指のこわばりや変形といったつらい症状に悩まされる人も少なくありません。女性医学が専門の藤井先生は「女性の健康は、ライフステージの長いスパンと月経周期の短いスパンの両面から考えるべき」と指摘します。
「更年期のヘルスケアは規則正しい生活と食事、運動習慣が基本ですが、症状が重い場合は医療機関の受診を」と藤井先生。ホルモン補充療法や漢方療法も一つの選択肢ですが、いま注目されているのが「エクオール」。体内でエストロゲンに似た働きをする大豆由来成分で、骨密度の低下抑制、冷えやイライラ、頭痛、めまいに加えて、手指の痛みやこわばりの緩和に働くという報告もあります。最後に藤井先生からHATAJOに向けて「更年期は人生100年時代の転換期。自分に合ったケアを見つけて、自分らしく輝き続けてほしい」とエールが送られました。

※トークセッションは上記YouTubeからご覧になれます。



PREV
NEXT
北海道新聞社営業局 Tel.011-210-5697