釧路人 シーンに合わせた 空間をスタイリング

三浦 明美(みうら あけみ)さん
vol8

三浦 明美みうら あけみ さん58歳

スタイリスト

1960年、釧路市生まれ。北海道釧路江南高等学校卒業後、神田外語大学で英語を学ぶ。卒業後は専門学校のバンタンデザイン研究所で服飾を学ぶ。出版社マガジンハウスのスタイリスト助手として働き、雑誌「anan」のスタイリストとしてデビュー。紙媒体を中心として、ベビーブランド広告などのスタイリストを務める。2017年4月釧路に戻り、18年秋に写真家の森山雅友さんと両親の店舗だった「VANミウラ」跡地でフォトスタジオを設立。現在に至る。

TALK.01

どんなお仕事をしていますか?

 今スタジオとして活用している場所は、両親が営んでいた紳士ブランド「VAN」の専門店跡地です。昨年はここでウェディングの2次会や雑貨イベントを行いました。活動のベースはフォトスタジオで、依頼があればスタイリスト付きのレンタルスペースとして運営しています。セミナー、ワークショップ、いろいろな使い方を相談してもらいたいですね。棚や小物のセッティングもそのときどきで変更しますし、スタイリストの経験を生かして雰囲気づくりのアドバイスをしていけたらと思っています。

TALK.02

釧路ではたらくことについて

 20~30代の頃は釧路なんて、つまらないと思っていたんです。両親の影響で高校生の頃はファッションに興味があって、「anan」もよく読んでいました。その雑誌のスタイリストになるとは思いませんでしたが(笑)。勤めたマガジンハウスはスタイリストの要望を優先してくれる会社で、全体のイメージ設定や小物選びに至るまで決めさせてもらいました。撮影でパリやロンドンへ行ったり、映画のスタイリストを務めたことも。その経験が今に役立っています。両親の希望で40年近く暮らした東京から帰釧する際に、釧路で活動するさまざまな方を知って「戻っても楽しくやれるかも」と思いました。

TALK.03

釧路のどんなところに魅力を感じますか?

 釧路は渋滞も待ち時間もないし、道も公園もキレイで自然豊か。なんて住みやすいんだろうと思います。観光地化されていない今の釧路が好きです。

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