全道はもちろん、全国でふき紙を
有名にすることが目標です。
川村 成未 さん29歳
釧路市役所臨時職員
(ふき紙製作技術補助員)
1989年生まれ。宮城県出身。仙台育英学園高等学校卒業。宮城県へ旅行に訪れた川村さん(夫)と出会い、結婚を機に釧路市音別町へ移住。2015年よりふき紙製作技術補助員として働き始める。18年4月からは退職した前技術者に代わり、他2名の補助員へふき紙製作を指導している。
TALK.01
釧路ではたらくことについて
この仕事を続けていきたいと思ったのは、前任の福本さんに「あなたキレイに紙をすくわね、上手よ」と言われたことです。音別での生活で住みにくいと感じたことはありません。
宮城県では内陸に住んでいたので、釧路のお気に入りポイントは海があること。幣舞橋近辺を初めて訪れたときは、まるで外国のようだと思いました。
特に夜景がキレイですね。
TALK.02
仕事は楽しいですか?
ふき紙製作は経験による感覚が重要となる仕事なので、教えてもらったことを反復する日々ですね。
上手に作れたと思っても、乾燥させると手触りが悪い製品になることもあります。作業をしているときは楽しいというより必死(笑)。製品として売り出せるものが作れたときにようやく達成感を覚えます。
TALK.03
将来の夢を教えてください
手触りも色も、常にすりおろしりんごではなく、すりおろし大根を目指すこと。2人の仲間に技術を伝えながら一緒に、製品として安定したものを作れるように腕を磨いていきたいと思っています。仕事が評価されて、釧路だけでなく全道はもちろん、全国でふき紙を有名にすることが目標です。
TALK.04
夫とFMくしろに出演!
夫が音別町の新しい特産品として出している「エミューオイルHEPTA(ヘプタ)」をPRした時の写真です♪
川村 成未さんの好きな
モノ・コト・トコロ
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「音別、憩いの森」が お気に入りスポット
遅咲きの桜がとてもキレイです。夜はライトアップされるので、昼夜問わず花見が楽しめる穴場スポット!
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食べ歩きが大好き!
食べ歩きが好きで、釧路のお店もよく回ります。オススメはエスニック料理が楽しめる「チャンティカ」。トムヤムクンやナシゴレンがおすすめです。
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富貴紙-ふきがみ-
高さ2mを超えるフキが群生する音別町。ふきを使った加工品の副産物である皮を有効利用しようと誕生したのが、富貴紙(ふきがみ)です。音別町の豊かな自然を思わせる和紙は、釧路市内のいくつかの店舗で販売されている他、町内の卒業証書にも使われています。