今はどんなことでもいいので、
仕事内容にかかわらず町のためになることを頑張っていきたいです。
大竹 桃子 さん22歳
釧路東部消防組合
厚岸消防署 消防士
1996年、別海町生まれ。7つ年上の兄に憧れ、同じ消防士を志す。2015年、北海道中標津高等学校普通科を卒業後、恵庭にある北海道ハイテクノロジー専門学校救急救命士学科へ入学。18年4月、釧路町・厚岸町・浜中町を管轄する釧路東部消防組合に初の女性消防士として勤務する。18年8月まで江別の北海道消防学校で初任教育訓練を行い、9月から厚岸消防署で働いている。
TALK.01
大竹さんのお仕事拝見
現在は厚岸消防署で日頃の訓練はもちろん、消防車両の点検や119番通報の受け方などに励んでいます。全ての業務を先輩たちに習って実践している最中です。先日は初めての24時間勤務を経験しました。
厚岸消防署では災害が起きた際の出動など何でもできるようにならなければなりません。地域住民との距離も近いので、町のためになっていると実感しやすい職場だと思っています。
TALK.02
地元ではたらくことについて
小学生の頃、職場体験で消防署へ行き、兄がやりがいをもって働いている姿に憧れて消防士を目指しました。私も同じように、町の人たちのために働きたいと思ったんです。
女性消防士は建物設備の環境整備なども必要なため、募集している消防署が少ないのが現状です。しかし私は、別海町にも近い厚岸町で働けることになりました。
TALK.03
仕事は楽しいですか?
重いものを持っていると手伝ってくれたりする優しい先輩に恵まれました。本来は若手の仕事なので、性別差を感じて歯がゆい思いをすることもあります。しかし地元の小学生の女の子が放水訓練の職場見学へ来た際に消防士になりたいと言ってくれて、女性消防士として働くことの意義を感じました。
TALK.04
将来の夢を教えてください
大都市に比べると厚岸消防署は消防士として災害出動する機会はあまりありません。そのため事務仕事の機会も多くなります。しかし先輩が「地味だと感じるかもしれないが、町のためになっている」と教えてくれて、考えを改めたことがありました。
今はどんなことでもいいので、仕事内容にかかわらず町のためになることを頑張っていきたいです。
大竹 桃子さんの好きな
モノ・コト・トコロ
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日頃お世話になっている先輩たち
時には厳しく、時には優しく指導をしてくれる上司、先輩のもとで早く戦力になれるように頑張る日々です!
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海が好き!
高台にある厚岸消防署から見る海は絶景!厚岸湾の美しい海に魅せられて、ここで働きたいと思いました!