病院を｢病気になったら行く所｣ではなく｢健康になるために行く所｣に変えたいと思っています。

vol26

本田創ほんだ　はじめさん26歳

みなみ病院　
リハビリテーション科　理学療法士
COM認定プロフェッショナルコーチ

1993年生まれ。釧路町出身。湖陵高校卒業後、北海道医療大学リハビリテーション科学部へ進学し、理学療法士免許を取得。卒業後、みなみ病院へ就職。2019年よりアウトプットセミナー団体Ru-Labを設立。希望者を対象に主に市内でリハビリなどに関わるセミナーを行っている。問い合わせはメールにて。［h_21radwimps@icloud.com］

TALK.01

お仕事拝見！

病院では主に訪問リハビリを担当しています。受け持つ患者さんの自宅へ週に1、2回お邪魔して、約1時間かけてリハビリを行います。無理なくリハビリを続けられるよう、家の中にあるものを使って行えるような助言をすることが多いです。セミナーでは2週間に1度、20代の医療関係者で情報共有を行います。東京などへ赴き勉強したことを共有することで、釧路の医療に還元しています。

TALK.02

釧路ではたらくことについて

釧路で働こうと思ったのは、訪問リハビリで著名な川辺大樹先生の下で勉強したいと思ったからです。釧路はまだまだ勉強会が少ないので、若手が受動的にならざるを得ない環境になりがちです。各地のセミナーを私が受けて伝えていくことで、最新医療の情報を志同じくする仲間と共有して、地元に貢献できたらと思っています。

TALK.03

仕事は楽しいですか？

学んできたことを実践できる毎日にやりがいを感じています。セミナーでの活動も、仕事などに活かせる部分も多く、自分のやりたいことなどへプラスになっていると感じます。病気にならない体づくりについて力を入れているので、一般の方を対象とした講座を行うこともあり、理学療法士として知識を伝えられる今がとても楽しいと感じています。

TALK.04

将来の夢を教えてください

私は病院を｢病気になったら行く所｣ではなく｢健康になるために行く所｣に変えたいと思っています。もちろん治療も大切ですが、予防まで学べる楽しい病院を目指したいですね。また作業姿勢や栄養バランスまでアドバイスできる企業セミナーも開催してみたいと思っています。そのために健康管理士一般指導員の資格を取得し、地域の方により健康・予防・生活習慣についての正しい知識を伝えていきたいですね。