いつかは自分の家を自分で設計して
建てたいと思っています。
鍜治 優華 さん19歳
宮脇土建株式会社
建築部
1998年生まれ。釧路市出身。2人の弟を持つ、3人姉弟。学校の授業で設計の魅力に惹かれ、釧路工業高等学校建築学科へ進学。卒業後、地元の建築会社へ就職した。入社して、まもなく1年。同社では唯一の女性施工管理者として現場へ赴いている。
TALK.01
鍜治さんのお仕事場へお邪魔しました
宮脇土建の施工管理業務の仕事を始めて、まもなく1年が経ちます。当社は大型の建設工事を行うことが多く、現在担当している現場で2ヵ所目の経験です。施工管理は現場へ赴き、工事全体のスケジュール管理や安全管理などを行います。私は工事が設計図通りに行われていることや進み具合を確認しながら、写真を撮影して報告書を作成しています。
TALK.02
釧路ではたらくことについて
建築業界に興味を抱いたのは、中学生の技術の授業で自宅の間取りを描いたことです。設計の基礎が学べる学科へ進学し、弟の送迎などで親の手助けがしたいと考えて地元での就職を希望しました。まずは現場のことを勉強するために建築業界を目指したのですが、性別で断られてしまって…。ここは唯一、女性でも育ててくれる会社でした。
TALK.03
仕事は楽しいですか?
就職する前は設計の基礎を学んでいたので、実際の工事を見たことはありませんでした。設計図通りに工事が進んでいく様子は、見ているだけで楽しいですね。この業界で働き始めて、女性の職人さんが多いことに驚きました。男性ばかりの中で働くことに不安もあったのですが、今は休憩中に話して交流を深めるなど毎日充実しています。
TALK.04
将来の夢を教えてください
今はまだ上司に助けてもらうことが多く、現場に慣れることが最優先だと考えています。職人さんに現場で使用するもののサイズなどを聞かれたりするのですが、それもすぐに答えられるよう成長したいですね。今は上司に聞いて答えているので、勉強して一人前になりたいです。いつかは自分の家を自分で設計して建てたいと思っています。
鍜治 優華さんの好きな
モノ・コト・トコロ
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釧路はやっぱり 海産物!
食べ物がおいしいことも、釧路で就職を決めた理由のひとつ! とくにホタテが大好きで、回転寿司によく食べに行きます。
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仲良し 姉弟
高校2年生と中学3年生の弟がいて、2人ともアイスホッケーをしています。 今までは母が2人の送迎をしていたのですが、就職してからは私も手伝っています。
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上司からのプレゼント!
最初は会社で支給されたシンプルな道具入れを持っていたんですが、上司が見つけてくれました。 今はこれを着けて現場に出ています。