当社は楽しく自由奔放に、
がモットーですから!
平井 昌弘 さん42歳
株式会社ウインドヒル
代表取締役
1975年生まれ。釧路市出身。ホワイトカラーに憧れ、20歳で漁師から不動産業に転向。
地元の大手不動産会社に就職し、営業成績が全国1位になるなど、実力を発揮。
2008年に独立して同社を設立。翌年には不動産ビック釧路店をオープン。
地域貢献に奮闘しながらも日本一の不動産会社を目指し、5店舗を展開している。
TALK.01
挑戦心で憧れを現実に
人生の岐路から一生の
付き合いになる仕事
この仕事を始めたのは1995年。漁師から地元にある不動産会社で営業職に就いたのは、スーツを着る仕事が「カッコイイな」と思った単純な理由でした。そこで13年間働き、2008年に独立。業界に新しいものを取り入れたいと、従来にない個室で電子媒体を使って物件を紹介する接客スタイルを考案しました。
物件紹介は進学や結婚など人生の岐路に立ち会い、生活の基盤となる「住」に関わる重要な仕事です。だからこそ希望以上の住居を提供し、岐路から一生のお付き合いをしていただけるよう心がけています。
当社も来年で設立10周年を迎えます。これまでの感謝を申しあげるとともに、地元企業として釧路を盛り上げていきたいですね。
TALK.02
若者に釧路を
好きになってもらう
地元企業へ
現在釧路は進学を機に若者が札幌などへ転出して、そのまま就職してしまう現状にあります。食い止めるには釧路で就職できる工夫が必要ではないかと思うんです。
そのひとつが新しいものをどんどん取り入れて、釧路でもいろいろな可能性にチャレンジできることを知ってもらうことだと思います。
実行委員会を立ち上げ、東高校で行ったプロジェクションマッピング事業も、そのひとつになればと思って取り組みました。
また北海道コンサドーレ札幌の夢プランパートナーとコンサドーレ釧路U―12、15のメインスポンサーもしています。釧路から有名選手を輩出できれば、釧路のPRになり、良さを知るキッカケにもなると思っています。
やはり地元企業として、生まれ育った街を好きになってほしいですよね。
TALK.03
人生の先輩から
若者たちへの
メッセージ
学生のアルバイトはオススメですね。仕事の基本となる挨拶などを身に付けられるので、社会に出てからもいち早く活躍できます。「できないことは、やらない」ではなく、素直に受け止めて取り組んでみる気持ちを大切にしてほしいですね。
また当社でも若手社員に伝えていることですが、失敗を恐れず自由にチャレンジすることです。知らない世界ですから失敗もあります。けれど現実を知って、原因追及さえ欠かさなければ結果は後からついてきます。
かなえたい夢や挑戦したい事がある、そんな気持ちを持ち、これから就職活動をする若い人たちがいれば、当社にどんどん応募してきて下さい。
当社は楽しく自由奔放に、がモットーですから!
私の新聞活用術
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必ず目を通すのは 地方ニュースの スポーツ記事
私自身サッカー少年でしたし、釧路地区サッカー協会役員やコンサドーレ釧路U―12、15のメインスポンサーをしているので、釧路のスポーツ記事は気になりますね。 先日はアンダーの2チームが優勝した記事も掲載されていました。そういった記事で紙面が賑わっていると、スポーツが地域振興につながっていると感じます。
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広告は自分の分身 面白い広告を 地元で活用
新聞にこだわらず、他の企業の広告は気になってよく見ます。広告は自分の代わりに企業の魅力や取り組みを伝えてくれる分身のようなものだと思っています。人材と同じくらい重要で、強い味方ですね。特に東京は面白かったりスマートだったりする広告が多く、出張などで行った際には気になったものを写真に撮るようにしています。