釧路人 多彩な才能活かし、釧路を「楽しい」で料理する

ミナミデ タカユキ()さん
vol2

ミナミデ タカユキ さん43歳

料理人

1975年、釧路市生まれ。94年に中江学園釧路調理師専修学校(現在は閉校)に進学し卒業。卒業後は三ッ星レストランシステムで4年間働き、札幌へ移動。イタリアンや多国籍料理店などに勤務。2004年には芸人を目指してオーディションなどを受ける。10年に友人の誘いで帰釧、一緒に「ソウルフリー」をオープン。15年に独立し、「DEMINAMI」をオープン。

TALK.01

どんなお仕事をしていますか?

 僕のお店『DEMINAMI』は釧路の赤ちょうちん横丁にあります。「日常のワインとワインのすすむ創作料理」がテーマです。楽しいモノをつくるのが好きで、イラストレーター、音楽制作のお仕事もしています。お店の絵やエレクトロ音楽は僕が作ったもので「見てみてね!聴いてみてね!」の気持ちがありますよ。イラストはプレゼント用のオーダー、お客様の仕事場に飾るようなものが今は多いですね。

TALK.02

お店をはじめたキッカケはなんですか?

 20代は札幌でイタリア料理や多国籍料理のお店で料理やサービスをしていました。同時期のテレビでは同世代の芸人さんたちが活躍中。お笑いを分析するようになり、「素人がごちゃごちゃいうのは失礼だろ」と30歳手前にピン芸人「ミナミデ」としてのオーディションに…。そんな中、地元の同級生から飲食店を始めたいとメールが届き、相談がおもしろくなって釧路に帰ってきました。7年間「ソウルフリー」でイタリア料理をやらせてもらっていましたね。その間にワインソムリエの資格を取りました。世界のワインと僕の考えた料理を組み合わせることがおもしろいかな!と思っていたら、縁とタイミングで赤ちょうちん横丁に出店。気づけば4年目でした(笑)。

TALK.03

これからやりたいことはありますか?

 釧路は都会に比べてコンパクトな分、誰もが何かでつながっているおもしろさがありますよね。自分がおもしろいなと思うことをやっていると自然に気の合う仲間に出会えたり…。そのような雑談の中から生まれたイベントもたくさんあります。先日も「2019年は万博やろうぜ!」なんて言っていましたしね。万博って言いたいだけ、みたいなところが大きいですけれど。博物館や遊学館で音楽と飲食のパビリオンとかやりたいな!届けこの想い! なんつってね!

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