釧路人 美しすぎる
道東の
星景写真

内海 大輔(うつみ だいすけ)さん
vol39

内海 大輔うつみ だいすけ さん42歳

星景写真家

釧路町在住。道東を拠点に星空の素晴らしさを伝えるべく撮影活動を行う。変遷する地上の風景と変わらない天空の星の輝き、時の移ろいを表現する作品を撮り続ける。作品は各種団体や雑誌などへの提供、SNSや写真展で発表している。

TALK.01

どんなお仕事をしていますか?

 北海道の星空を撮影しています。これまでに国内外102個の賞を受賞し、道東をメインに写真展を行ってきました。作品は釧路町のふるさと納税の返礼品にも選ばれており、ハガキからA3サイズまでの星空写真を用意しています。

TALK.02

始めたキッカケを教えてください。

 私が星空の魅力にとりつかれたのは、約12年前。偶然、夜の湿原展望台へ行く機会があり、天の川の美しさのトリコに。もともと高校生の頃は写真部に所属していて、一眼レフカメラに抵抗がありませんでした。細かな星の光も捉えられるフルサイズのキヤノンを買い、星景写真がスタートしたんです。それまで夜の写真など撮った経験がなく、撮影は難航。カメラを思うように扱えるようになるまで、3年かかりました。3年目からは雑誌のコンテストに応募しましたが落選ばかりで、雑誌や講評で写真の構図などを勉強する日々でした。その頃、国内で星空を撮っているカメラマンは珍しく、勉強しながら撮り続けるうち評価につながりました。2016年に初の海外コンテスト入賞が嬉しかったですね。

TALK.03

これからの目標を教えてください。

 目標は地元の方にこんなにも美しい夜空が身近に広がる、ということを知ってもらうことでした。しかし近年は星空を撮る人も増えてきたように思います。ですから、これからの目標はよりハイレベルなコンテストへの挑戦。特にグリニッジ王立天文台の天文写真コンテストに入賞したいです。そのためにも自然豊かな北海道で見られる稀少な天文現象を狙います。

ページトップへページトップへ