感情と上手に付き合っていく方法って?

喜び、恐れ、怒り、嫌悪、悲しみ・・・人生に様々な影響を与える感情と上手に付き合っていく気持ちをコントロールする方法として、ふだん心掛けていることなどをインタビューしました。

「ヨロコビ」をイメージした“成功ビジョン”が勝敗の鍵!

金村 曉さんのエピソード
野球評論家/UHB「みんなのテレビ」出演中
プロ野球選手として、一番重要だったのがメンタル。ピンチの時ほど“いかにポジティブ(ヨロコビ)でいっぱいにできるか”がすごく重要でした。「ビビリ」や「イカリ」では空回りするので、“成功ビジョン”=「ここで三振を取り、ファンが大歓声」といった「ヨロコビ」をイメージするようにしていました。また、成功ビジョンや目標は、紙に書いてベッドの上の天井や壁に貼り、口に出すようにしていました。場数を踏みながら、成功=「ヨロコビ」のイメージを繰り返すことの効果はかなり大きかったです。
映画の感想
さすがピクサー!歴代の作品も息子たちとよく見ているのですが、大人も深さを感じる、素晴らしい作品だと思いました。絶対また見たいです!

ココロをハッピーにするためには、
カラダにもおいしいハッピーを。

千葉 ひろみさんのエピソード
AIR-G'パーソナリティ
「健康な身体に健全な心が宿る」。使い古された言葉かもしれませんが、それが信条です。身体が喜ぶものを食べ、家族や友人と語り、よく睡眠を取ることがメンタルに必要なことだと思っています。会社の中では立場上、相談ごとが多く、つい「難しい話かしら?」と「ビビリ」の感情が顔を出します。でも、こちらが「ビビリ」マインドでいると解決できることもできなくなりますよね(反省)。理想のココロの状態はハッピーな「ヨロコビ」でいること。おいしいものを食べて、おいしい話を常にするよう心がけています。
映画の感想
頭の中で起きていること=「感情」を分類し表現しているところがすごい!実は、頭の中は無限に広がる大きな世界と感じる映像も面白かったです。

負の感情も、未来の原動力になる!

カツノリさんのエピソード
FMノースウェーブ DJ
DJデビューする前、DJオーディションに何年もトライしていた時期がありました。それも1度や2度じゃなく…7回(7年)ほど。不合格通知が届くたび、悔しさや「カナシミ」、ちょっとした「ムカムカ」の気持ちになりましたが、その気持ちをバネにして、諦めずにオーディションを受け続けました。だからこそ、合格の連絡が来たときは、この上ない「ヨロコビ」でしたね!あの時のことは今でも忘れられません。
映画の感想
誰もが必ず持つ5つの感情。人間の深い部分まで感じる作品でした。吹替版で「カナシミ」の声をご担当の大竹しのぶさんの熱演も魅力的でした!

1日10個の感謝。心を前向きにする自分ルールを実行。

竹本 アイラさんのエピソード
話し方教室アイラブリリアントスタイル主宰
少し心が疲れていて、なんだか「ムカムカ」した時や、「カナシミ」を感じた時、必ず行うのが“1日10個感謝すること”です。誰かに何かしてもらったことはもちろん、自分自身が健康であることや家族が笑顔でいること、天気が良いことや朝食がおいしかったことなど、とにかく10個に対して「ありがとうございます」と感謝をしています。その10個はノートに書き、感情を込め声に出して読み上げます。これを1カ月続けると、穏やかで温かい気持ちになるのはもちろんですが、ラッキーなことが起こったりするから不思議です。
映画の感想
まさにその通り!とたくさん共感した映画。感情にはそれぞれ大切な役割があり絡み合って自分を作りますが、最後に「ヨロコビ」と絡み合っていたら最高ですよね。

「ビビリ」の原因はカッコつけ?!自分らしくいることが大切。

木村 愛里さんのエピソード
HTB「イチオシ!モーニング」出演中
学生の時、片思いの相手に「もし嫌われたら」と「ビビリ(慎重)」な気持ちで話しかけることができませんでした。昔から緊張しやすく、ある時「なぜ緊張してしまうんだろう?」と考えました。すると、「絶対にうまくやってやる!」といったカッコつけたい、人によく見られたいという感情が生まれた時に緊張するということに気が付いたのです。それからは「大丈夫、大丈夫!いつもの私が一番!本番でいきなりすごいことなんてできないよ~(笑)」と言い聞かせています。そうすると気持ちがとっても楽になりますよ。
映画の感想
自分の思春期も思い出し、誰もが共感できる作品だと思いました。悲しいことはつらいけど、その分だけ人は優しくなれ成長できるということを改めて感じました。

インサイドヘッド

作品紹介

世界初のフルCGアニメーション、「トイ・ストーリー」から20年、おもちゃの世界やモンスターの世界など、常に驚きと感動を贈り届けてきたディズニー/ピクサーの最新作。誰も見たことのない“人間の頭の中”の世界を舞台に、誰もが持っている5つの感情達が冒険を繰り広げる感動ファンタジー。これは、あなたの物語です。

STORY

11歳の少女ライリーの頭の中に存在する5人の“感情”たちーヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミは、彼女を幸せにするために奮闘の日々。でも、ライリーを悲しませることしかできない“カナシミ”の役割だけは、大きな謎のまま。ある日、住み慣れた街を離れ、新たな生活をスタートさせるライリー。見知らぬ土地で心細いライリーの不安定な心が、感情たちにも大事件を巻き起こす。

DREAMS COME TRUEが歌う
主題歌「愛しのライリー」
本作の主題歌に、完全オリジナルの楽曲「愛しのライリー」を書き下ろしたのはDREAMS COME TRUE。書き下ろしのオリジナル主題歌はディズニー/ピクサー史上初となる。曲自体が、ライリーの中にいる“感情”が彼女の幸せを見守る愛を描いた、ライリーへの応援ソングにもなっている。一度聴いたら耳から離れないメロディとすぐに歌い出したくなる歌詩で、聴く人全ての人の心に深く入り込む共感ソング。
  • EDIT:北海道新聞社広告局/nu
  • 記事公開日:2015年7月12日 朝刊 掲載

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