捜査方針 五箇条
一、サンタの存在を信じること
一、入手情報や証拠は公開すること
一、チーム一丸となり、サンタを見つけること
一、サンタの謎を解き明かすこと
一、子どもたちの夢を守り、応援すること
どうしんサンタ捜索チームとは
世界中のみならず、日本、そしてここ北海道でも
後を絶たないサンタ目撃情報。
「サンタクロースは実在するのか」という永遠の謎にあらゆる角度から迫り、
存在を証明することでサンタを信じる夢見る子どもたちを応援したい。
その思いから、北海道新聞社内部から
「どうしん夢プロジェクト」の一環として発足したのが、
どうしんサンタ捜索チームである。

捜索チーム 本部長 三田育三

現代社会は「夢」が希薄になっているといわれています。年を重ねるにつれて夢や希望を持つことを忘れ、ただ日常をくり返し過ごしているだけの大人たち。ものが豊かにあり、何でも手に入れることができる世の中で、大きな夢を持たなくなってしまった子どもたち。私はそんな「夢」を置き去りにしているすべての人の気持ちを変えたいと思っています。
12月になるとどの家庭でも交わされるであろう[サンタクロースは実在するのか]という議論。現代社会に生きる人々に、夢を持ってサンタを信じてほしい、サンタを信じる気持ちの素晴らしさを伝えたい。そう考えていた矢先、北海道新聞社内部で「夢見る子どもたちを応援したい」との思いから「サンタ捜索チーム」が発足したと聞き、私も一緒に、さらなる大きな夢を追いかけることを決めました。
捜索活動開始から今年で10年目。サンタの存在を明らかにすることは、われわれの使命です。子どもたちのためにサンタは実在すると証明したい。今年も全力を尽くして捜索活動にあたり、北海道の皆さんへよい知らせを届けてみせます。

2019年度組織図

どうしんサンタ捜索チーム これまでの歴史

2005
  • 北海道新聞社社員およびその家族にサンタに関するアンケート調査を実施、サンタの目撃情報を多数得る
  • 有志メンバー(5人)による「サンタクロース捜索」を立案するが、上層部から保留とされる
2007
  • 2年のときを経て、メンバーの思いが実り「サンタクロース捜索」構想完成、活動の準備を開始
  • 日本のサンタ研究の第一人者である三田育三氏へ協力要請、捜索チームの一員となる
  • アメリカの研究チーム代表アダムスキー博士に協力要請、捜索用機器の開発がスタート
  • 社内外で捜索チームメンバー候補者を12人選抜
2010
  • 11月、正式に「どうしんサンタ捜索チーム」発足、三田育三氏が捜索チーム本部長に就任
  • 上空を監視するライブカメラを札幌市内に設置し、トナカイの特殊波を捉える「トナカイレーダー」稼働
2011
  • 捜査員を増強し30人体制に。活動範囲を全道に拡大
  • トナカイレーダーを大幅改良、超小型化に成功、音速の動きも捉えるライブカメラ導入
  • フィンランドやデンマークなど十数ヵ国の専門機関と連携し、サンタに関する資料を検証
2012
  • 特別捜査班「S.A.N.T.A」発足(分析捜査班・専従追跡班/総勢約50人)
  • 特別撮影機器(高性能フルハイビジョンカメラ+赤外線カメラ)を導入、8頭のトナカイの詳細な動きを追う「新トナカイレーダー」稼働、モニタリング用ヘッドホンとICレーダーを付加した「高性能集音マイク」導入
  • 北海道新聞社屋上に「サンタポート」を設置
  • 「サンタ遭遇時の対策マニュアル」を発表
  • 特捜班「S.A.N.T.A」内に「サンタ飛行偵察部隊」を発足
2013
  • 捜査員200人体制で捜索
  • 札幌本部に加え、苫小牧、函館、小樽、帯広、旭川、室蘭、北見に支部を設置
  • 最重要捜索エリア「エリアSANTA」を指定(大通公園~サッポロファクトリー間)
  • 札幌市と「サンタ捜索協定」を締結
  • 「サンタ誘引システム」の開発および設置検討、「サンタ探索用衛星」の開発を計画
2014
  • 捜索の目玉に「ドローン」100台投入検討(のち失敗)
  • 捜索チームの組織を大幅に見直し。10の部署に細分化
    「エリアSANTA」の協力施設に主要部署を移動し連携強化
  • 協定締結の札幌市「サンタおもてなしプロジェクトチーム」発足。
    サンタサッポロスマイルマーク・誘導灯でサンタ誘引
  • 「サンタ検定協会」設立準備開始。一般市民も捜索参加可能になる予定
  • トナカイの電力供給所「トナカイオアシス」開発(のちに中断)
2015
  • 捜索の切り札として「サンタメガネ」導入検討(のちに見送り)
  • 次長職に初めて民間人を起用
  • 次世代の捜査員育成を目的とした特別教育プログラムを発表
  • 協定締結の札幌市「サンタおもてなし宣言」発表
    札幌市電停留場の電子掲示板にて「サンタサッポロスマイル」ポスター掲出
  • 米国に捜査員を派遣。日米合同でサンタ捜索を実施
2016
  • サンタ捜索システム「ENTA(エンタ)」(体温感知式センサー+インターネット回線)を発表
  • サンタセミナーを開催、サンタ捜索力の強化を図る
  • 道内山中でサンタ捜索訓練を実施
  • サンタに関する資料を回収、40年前にサンタが所持していたメモと推測
  • 日本航空専門学校と合同で初の「サンタ誘導訓練」を実施
2017
  • 捜査方針に「サンタファースト」を掲げ、北海道新聞社屋上「サンタヘリポート」にサンタとトナカイの休憩スペースを設置。道産食材のクッキーとミルクを準備。
  • サンタ情報の蓄積とサンタ行動予測に優れたAIロボット「BUNBO」を新戦力として導入。BUNBOの予測に基づき札幌市中心部をヘリにて捜索。
  • 「サンタ捜索に関する中間発表」を実施。過去7年間のサンタ情報からサンタの特徴をデータ化。
  • サンタ目撃情報の多い道南・函館地域から道東・網走地域にかけてのエリアを「北海道サンタベルト」と命名し、重点捜索地域に指定。
  • 日本航空専門学校の協力により、ドローンでのサンタ捜索を実施。捜索風景を動画で公開した。
2018
  • 捜査員500人体制で捜索
  • 脳波によるドローン・監視カメラ遠隔操作マシン「サンタ・サーチ・ブレーン(SSB)」(「第六感捜索モード」搭載)を開発
  • 全捜査員の携帯端末にサンタアラートを導入
  • サンタ予報士・聖測士氏、どうしんサンタ捜索チームへ加入。予測した時間帯ごとのサンタ確率を情報公開

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