- Santapedia
サンタクロース
サンタの一般的なイメージ
サンタクロースは、クリスマスイブから当日にかけて、良い子へプレゼントを届けるといわれる老人の男性。その正体は謎に包まれており、どうしんサンタ捜索チームが懸命に追っている。なお、ここで紹介するのはすべてどうしんサンタ捜索チームによる見解である。
プロフィール
本名聖ニコラウス。西暦270年ころ生まれ、推定1700歳といわれている。グリーンランド出身、フィンランド在住。既婚。北極で食料が不足し、トナカイに餌をあげることが出来なくなったためフィンランドのラップランドに引っ越した。クリスマス前夜、トナカイがひく大きなソリに乗って世界中を飛び回り、良い子のもとへプレゼントを届けるのが仕事。
どうしんサンタ捜索チームによる「姿」や「特徴」「性格」の見解
サンタの足跡と思われる形跡
「あわてんぼう」と思われる形跡
過去に発見されたサンタの服
白いひげをたくわえた太った老人で、頬は赤くいつも笑顔。赤い服と帽子、太めのベルトや手袋などを着用し、肩には大きな白い袋(四次元になっており中には大量のプレゼントが入っている)を背負っている。
「HOHOHO~(ホーホーホー)」と笑い、声が大きい。人間離れした体力と知力、そして優しさを持つ。その正体は依然として謎に包まれたままだが、これまでの目撃情報や発見された痕跡、専門家や研究者たちの論文から、下記のことが推測されている。
身体的な特徴
身長約170cm、体重約120kg、足の大きさ約40cm(道内各地で足跡が発見されている)、血液型は不明。視力はワシ・タカと同程度で一般人の約8倍、1500m上空からでも地上が見える。耐寒温度:マイナス50度以下。好きな食べ物は、クッキーとミルク(クリスマス1夜で平均3万2500枚食べる)。嫌いな食べ物は、なし。
性格
シャイな性格。良い子がいるところや夢のある場所を好む。また、とても優しく、ユーモアのあることが大好き。9頭のトナカイや世界各国の妖精たちなどと友達。
夢は世界中の子ども達に「夢」を与えることで、いつもクリスマスのことを考えている。
趣味は良い子にプレゼントを配ること、特技は誰にも見つからないこと。
「クリスマスイブから当日にかけてプレゼントを届ける」「その姿を見られないよう、細心の注意を払う」といった「サンタの規則」があると推測され、子どもが眠っている枕元や、クリスマスツリーの下に置くか、大きな靴下に入れて行くようにしている。しかし、侵入するときに煙突から落下したり、足跡を残したまま飛び去ってしまうなど、「あわてんぼう」な一面も。
洋服
サンタのトレードマークである赤い服。
一見、普通の生地を使っているように見られるが、耐久性・保温性を追求し、28層にも重ねた生地で構成し、魔法瓶と同じ原理の構造である説が発表されている。
また、服の赤さは「夢」のバロメーター。サンタを信じる子供たちが多いほど赤さが増すといわれている。
行動範囲
世界中を行動範囲とし、トナカイと行動を共にするが、クリスマス前夜、良い子にプレゼントを持っていくときは単独行動を好む。
プレゼント
「おもちゃリクエスト」「良い子悪い子」データ(毎年更新)をもとに、プレゼントを配布しているといわれている。基本は「リクエスト表」に記された通りのものを配るが、一部「ハンドメイド(モノ・現象)」の場合もあり、1年がかりで準備することも。クリスマスにプレゼントを配る子ども(18歳未満)の数は約20億人といわれており、プレゼント発送にかける時間は、地球の自転の関係から、当日は約31時間。一人あたり約1/30000秒といわれている。そのため、クリスマス前後で配る国・地域もある。約20億人分のプレゼントは、「プレゼント袋」に収容されているといわれるが、その多くが謎に包まれている。配達時の効率化も考えているようで、ルートや配達時間、まわる順番を記した「ルートマップ」が存在する。2013年にサッポロファクトリーでその一部が発見された。
北海道新聞社との関係
サンタ捜索チームのロゴ
北海道新聞社では、サンタクロースの存在を信じる子どもたちのために「どうしんサンタ捜索チーム」を2010年に発足。営業局員を中心とした捜査員が知力と体力、独自の捜索アイテムなどを駆使して懸命に行方を追っている。
発見まであと一歩というところまではきているが、まだ確固たる証拠は押さえられていない。
関連項目
「赤鼻のトナカイ」ルドルフ
(イメージ)
過去に発見されたそりの跡
トナカイ
サンタの友達。飛ぶことができる(時速約5000㌔平均、1500~30000㌔で飛行)といわれ、クリスマスにプレゼントを配るサンタの手助けをしている。
種類はペアリーカリブー種(カナダ)であるといわれ、9頭いる。それぞれの名前と性格は以下の通り。
- ダッシャー:猪突猛進タイプ
- ダンサー:軽やかなステップを踏みながら走るらしい
- プランサー:ダンサーよりも、もっと飛び跳ねて走る
- ヴィクセン:やたら口うるさいタイプ
- ドンダー:雷のようにうるさく、激しく走る
- ブリッツェン:稲光のごとく、走るらしい。実はかなり寒がり
- キューピッド:自称 愛の神
- コメット:彗星のように早いらしい。モットーは「おしゃれに、かつ優雅に」
- ルドルフ:先導役。クリスマスソング「赤鼻のトナカイ」に登場する。赤い鼻は、そりのソーラーパネルのバロメーターになっているといわれている。
そり
サイズは諸説あるがこれまでの痕跡から、重さは約300トン、滑走部分の幅は約15センチと推測されている。木製に見えるが特殊素材を使用していると考えられる。そり自体にソーラーパネルのような役割があり、蓄えられたエネルギーは、飛行するトナカイへ供給されるという説もある。
三田育三
どうしんサンタ捜索チーム本部長。北海道文化芸術総合大学の教授で、外部協力者としてサンタ捜索に携わってきたが、2012年より捜索チームに加入。サンタへの造詣が深く、冷静かつ勇敢な性格から、捜査員のトップとして信頼を得ており、捜索の第一線で陣頭指揮をとる。また、真面目で責任感が強く、人情深い人物として知られる。