釧路人 北の大地で継がれる琉球の音色

丹 勝(たん まさる)さん
vol19

丹 勝たん まさる さん42歳

琉球民謡伝統協会
北海道釧路支部長

1977年、釧路市生まれ。約5年間、働きながら旅をするバックパッカーとして国内やアジアを巡り、2008年沖縄で三線に出会う。沖縄の三線教室で学び始め、12年帰釧。遠隔で教室を続け、15年講師資格を得る。同時期に「沖縄民謡 琉志会」を立ち上げ、釧路で沖縄民謡や三線を指導する。

TALK.01

どんなお仕事をしていますか?

 釧路と浜中に教室を持ち、沖縄民謡や三線を教えています。現在、生徒は35人。10代から70代まで年齢層は幅広く、女性の方が多い教室です。沖縄民謡は美しいメロディーラインが特徴で、100年以上前の琉球王朝時代から受け継がれてきたものです。古典的な民謡を教えることが多いですが、楽しく沖縄文化に触れることをコンセプトにしているのでポップスなどを演奏することもあります。

TALK.02

はじめたキッカケを教えてください

 沖縄民謡には、旅の途中で泊まった民宿で出会いました。どこからか流れてくる三線の音色が不思議と懐かしく感じ、深く触れてみたいと思ったんです。名護市にある教室へ4年間通い続けていましたが、体調が優れず故郷へ帰ることにしました。しかし釧路に戻ってからも働きながら、遠隔や通いでレッスンをしてもらったりサークルを作ったりして沖縄民謡を続けていたんです。サークル仲間は意外とすぐに集まって、遠い場所だから音色にだけでも触れたいという声を聞いて、沖縄への憧れを感じたんです。本場でも都会でもない釧路だからこそ、沖縄民謡を発信する意味があるのではないかと思いました。

TALK.03

沖縄民謡への想いを教えてください

 沖縄民謡は生活の一部として親しまれてきた歴史を持ち、師匠からも一生かけて歌い続けて味わいが出てくるものだと教わりました。私も11年かけてようやく入口に立てた印象です。伝統文化と聞くと敷居が高いように感じるかもしれませんが、本来の形のように気軽に楽しんでもらえたらと思っています。

ページトップへページトップへ