ギークな
交流で深まる
こだわりの時間
達川 慶輔 さん29歳
ゲストハウス「ザ・ギーク」代表
神奈川県横浜市育ち。高校3年間はスイスの全寮制学校で育ち、法政大学進学後、在学期間中カルフォルニア大へ1年正規留学。ソウルにある延世大学にも短期で語学留学。卒業後は大手サイバーセキュリティ企業に就職し、法人営業として４年勤務。2020年3月退職。昨年7月に会社設立と同時に、旧ユースホステルだった物件を購入して運営を開始。21年4月末にフィンランド式サウナが施工完了し、本格スタートを迎える。
TALK.01
どんなお仕事をしていますか？
塘路駅と湿原が一望できる高台でゲストハウスを運営しています。5,000円から泊まれる気軽な宿で、名前は「THE GEEK」。自分の好きな事を追求するクールなオタクを意味する俗語で、ギークたちが集って心ゆくまで自然の中でこだわりを堪能して欲しいとオープンさせました。
TALK.02
始めたキッカケを教えてください。
ゲストハウス設立を目指したきっかけは、ポートランドの「エースホテル」で旅人同士が交流を深める壁のないコミュニケーションを体験したため。そのとき見知らぬ私に話かけてきたのもビール天国と言われる街でクラフトビールを作るギークな人たちです。道東は元々両親が気に入っていて、懐かしいスイスに似た気候と豊かな自然に私も魅了されました。本州は避暑地へのアクセスが車で５、６時間かかることも珍しくありません。塘路ですと東京から飛行機と車で約4時間。長期滞在の実績、二拠点居住やリモートワークが当たり前になりつつある背景からも十分挑戦できると思いました。
TALK.03
今後の展望を教えてください。
現在はようやく各種工事も終わり、ＧＷから本格的にスタートができそうです。本格始動に合わせてフィンランド式サウナも導入しました。プロデュースはサウナーオブザイヤー2020に選ばれた野田クラクションべベーさんです。これからはSDGsにもあるよう、自然と生きてゆく時代。塘路のポテンシャルは十分なので、GEEKへの観光が釧路エリアを訪れるきっかけのひとつになれば嬉しいですね。
THE GEEK のHPはこちらから▶︎ https://thegeek.jp
桒垣 竜斗さん
