20℃ジュニア応援隊
私たちは、札幌聖心女子学院に通う高校生です。今回、北海道新聞社広告局とチーム・マイナス6%(環境省)の「みんなで、20℃!大作戦」企画実施に際しての呼びかけに応じ、広報委員を中心に、「20℃ジュニア応援隊」を結成しました。 「みんなで、20℃!大作戦」に参加いただいた企業を私たちが取材して、このウェブサイトでご紹介します。 どうぞお楽しみに!
第1回「取材のいろは」を勉強しました!
実際の取材へ出かける前に、 北海道新聞社NIE推進センター長の黒田正一先生から取材の基礎を教わりました。 今回は、その様子をお伝えします。
取材のプロに教わるなんて
カ・ン・ゲ・キ!
「企業に取材して原稿を書く!」という大役をまかされた私たち。うれしい反面、不安もいっぱい。ふだん私たちは、学校新聞「聖雪(せいせつ)」の原稿を書いていますが、校外で取材したことはなく、はじめての挑戦だからです。そんな私たちのために、北海道新聞社が「取材講座」を開いてくれることに。実際に取材へ出かける前に、インタビューや原稿づくり、写真撮影の基礎を教えていただくのです。講師の黒田先生は、北海道新聞で社説も書いてこられたプロフェッショナル。こんな立派な方に教えてもらうのだから、しっかり学ばなければ!と、全員真剣に講義を受けました。
「冬の室温20℃に」の重要性が
よくわかりました!
取材講座の冒頭に、環境省の林俊宏さんから激励の言葉をいただきました。「温暖化防止に向けて、日本は2050年までにCO2を50%減らすことを世界に提案しています。その主役は、 若い皆さんです。ぜひ、 がんばってください」というもので、私たち全員、身が引き締まる思いで受けとめました。 そして講師の黒田先生から、環境についての講義をいただきました。いちばん驚いたのは、北海道の1人あたりのCO2排出量が、全国平均より多いというお話でした。暖房エネルギーをたくさん消費するためで、冬の家庭の平均室温は、 道外は19℃なのに、 北海道は21℃とのこと。なぜ北海道で「冬の室温20℃」に取り組まなければならないかが、 理解できました。
インタビューも写真撮影もバッチリ!
がんばって取材します!!
環境について学んだあとは、 「取材の仕方」「原稿の書き方」「写真の撮り方」の講義です。取材は準備が大切で、 事前に取材先のことを調べ、 質問を10個は用意しておくこと。10個聞いたら、ぜんぶ原稿にするのではなく、大事なことを2〜3選んで書くこと。いちばん伝えたいことを見出しにすること。記事は結論から書くと明解になることなど、 黒田先生の話は具体的でわかりやすく、 とても勉強になりました。講義を終えた後、 実際に原稿を書いて、 先生の添削を受けることに。制限時間は30分。突然のことでドキドキしましたが、 なんとかクリアできました。黒田先生から教わったことを忘れずに、 取材に取り組みたいと思います。
北海道新聞社広告局とチーム・マイナス6%(環境省)実施の企画実施に向け、一生懸命頑張ります