第8回暖房は18℃、リスナーとエコを実践中!
コミュニティFM局「ラジオカロスサッポロ」は、「中高生から中高年まで」幅広い年齢層の人々が興味を持てるような番組作りをしています。今回私たちはテーマを「環境」に絞り、局長の安宅信昌さんとディレクターの渋谷章次さんにお話を伺いました。
オリジナリティあふれる環境番組
「エコラジアンBOX」
ラジオカロスサッポロでは、平成20年から「エコラジアンBOX」という番組を放送中です。番組では、環境問題に取り組む団体・企業などさまざまなパーソナリティが登場して、エコについて考えたり、イベントやグッズの紹介などをしています。 「ラジオだからこそ持てる同時性・双方向性、リスナーとの一体感を生かして、地域の方々へ環境問題についての呼び掛けや情報を提供できるのはとても嬉しい。また、メールやFAXなどで寄せられる多くの情報をリアルタイムで共有できることもラジオの特徴。これからも北国に住む人独自の発想や知恵を出し合って積極的に情報を発信していきたい」と、放送局長の安宅さんが熱く語ってくださいました。
みんなが無理なく取り組める
エコを目指して!
環境問題への取り組み方には、人それぞれに意見や思いがあります。ディレクターの渋谷さんは、「自分で調べ、それを実践して楽しいと思わないと続かなくなってしまう。環境問題についてのテーマを共有し、楽しくキャンペーンを展開することにより、職場のチームワークと仕事の能率をアップさせることも可能」と提案してくださいました。 一つの部屋に集まって家族の団らんの時間を持つことが電気の無駄遣いを減らすことにつながり、運動して体を温めることが暖房費の節約にもつながります。無理なくできる取り組みは発想の転換と工夫次第でいくらでも見つかりそうです。
ひざかけ、湯たんぽ
さまざまなエコを展開中
ラジオカロスサッポロではエコブームに先駆けて、4〜5年前から環境問題対策に取り組んでいます。「最近温暖化が大きな問題として取り上げられていますが、ここではすでに自然な形で省エネを行っていました。社内の白熱灯を全て蛍光灯に取り換え、さらに省エネステッカーを貼ってスイッチをこまめに消すように心がけています。暖房は常に18℃に設定し、ひざかけ、上着の着用、湯たんぽの使用によって寒さをしのいだりして極力暖房の利用を控えている」とのことです。また、番組を利用してリスナーに呼びかけ、環境問題への意識を高めているそうです。