特集コンサドーレ札幌の、もう一つの挑戦です。

北海道エコ・アクションDAYの開催を記念し、コンサドーレ札幌OBの柴田慎吾さんを迎えたエコ・トークショーを開催。身近なことからできるエコ・アクションについてサポーターの皆さんと一緒に考えます。

■出演／コンサドーレ札幌OB 柴田慎吾氏 ■司会DJ／Tuch Hersey（タックハーシー）
■時間／11：30頃～（予定）

▲コンサドーレ札幌×
道新オリジナルハンドタオル

北海道エコ・アクションでは地産地消を推進する「食べるエコキャンペーン」を実施中。会場内の道新ブース（第２ゲートそば）では特大ウェルカムボードにエコ宣言をご記入の上、エコ基金に募金いただいた方・合計130名様に「栗山産・取れたて野菜セット」＆「コンサドーレ札幌×道新オリジナルハンドタオル」をプレゼント!

■時間／［1回目］先着100人 12：00～（予定）、［2回目］先着 30人 13：45～（前半戦終了後）

道新サンクスマッチ（9月24日／対徳島ヴォルティス）から最終節（12月3日／対FC東京）までの合計12試合の勝利数に応じて、北海道新聞社から北海道フットボールクラブへCO2排出権最大50トン分（約50万円分）のオフセット・クレジットを進呈します。進呈したオフセット・クレジットは同クラブが2012年のファン感謝祭で行使する予定。

※上記オフセット・クレジットは環境省J-VER制度に基づいて北海道新聞社が
三井物産フォレスト（株）より購入予定です
※進呈式は12月3日最終節（vsFC東京in札幌ドーム）にて実施される予定です
※対象山林：三井物産の森
※1.沙流郡平取町に位置する沙流（さる）山林（5,778ヘクタール）
　 2.苫前郡初山別村に位置する初山別（しょさんべつ）山林（1,094ヘクタール）
　1.2のうちトドマツの人工林約480ヘクタールが対象

曵地: ぼくは3年間全ての種まき・収穫に参加しているチーム唯一の皆勤賞なんです。農業体験はファームが初めてですが、3年目ともなると農作業もお手のもの（笑）。
横野: ぼくの実家はファームのすぐそばで、祖母が農家だったんです。子どもの頃から畑の手伝いをしていたので、農業にはなじみがありました。
曵地: 種まきから半年後に収穫に行くと見事に育っていて、命のたくましさに驚かされますね。今年も9月12日に収穫祭が行われ、ジャガイモ「きたかむい」を収穫・試食しました。自分で作ったものが自分の体の一部になると思うと、自然に感謝の気持ちが湧いてきます。
横野: ファームの野菜は寮の食事にも使われているから、まさに地産地消ですね。取れたてだから新鮮でおいしいし、地元の食材を地元で食べれば燃料を使って輸送しなくて済むから二酸化炭素の排出量も減らせて、環境にも優しい。ぼくは幼い頃から祖母が作った野菜を家族で食べていたから、今思えば無意識に「食べるエコ」を実践していたといえるかもしれません。

曵地: ぼくは札幌で生まれ育ったので、今まで「地元の食材」という意識があまりなかったんです。でもファームでの農業体験を通じて「地元で取れた食材を地元で食べる」という一連のプロセスを意識するようになりました。プロのサッカー選手としても「食」はおろそかにできないし、北海道に暮らす一人として、地元で取れた野菜で健康を維持して、エコにもつながるのはうれしいですね。
横野: ぼくもプロになってあらためて食べることの大切さを実感しました。今は一人暮らしですが自炊が苦手なので、食事は寮か実家か外食のみ。寮や実家では栄養バランスの良いメニューを考えてもらえるし、ファームや地元産の食材が使われている安心感があるけれど、外食だとなかなか難しいですね。食べ物の好き嫌いが多いので、好きな白いご飯を積極的に食べつつ、少しずつ克服しようと努力しているところです。
曵地: ご飯はぼくも好きですね。ファームでも田植えを体験しましたが、いつか自分が作ったお米を食べてみたいな。ファームで取れたジャガイモやトウモロコシは試合会場で販売することもありますが、今後はもっといろいろな農作物を作って、ファンの皆さんに味わってもらえたらうれしいですね。
横野: ぼくたちが植えた野菜、本当においしいんですよ。このおいしさをもっと多くの人に実感してもらい、「地元で作って地元で食べる」価値を知ってほしいですね。
曵地: 野菜パワーのおかげで? コンサドーレ札幌もJ2上位に食い込み、J1昇格を目指して頑張っています。ファンの皆さん、今後の試合にも注目してください。
曵地: まずは9月24日の道新サンクスマッチ、徳島ヴォルティスとの一戦をぜひ見に来てください!