特集 北海道エコ・アクション

「シマフクロウを守ろう!トークイベント!」レポート【2月21日(土)】

2月21日(土)、北海道新聞本社ビル1階イベントスペースで「北海道どんぐりプロジェクト」のトークイベントを開催しました。「北海道どんぐりプロジェクト」は、どんぐりクッキーやシマフクロウグッズなどの商品に付いている「どんぐりポイント」を集めて、北海道のシマフクロウを守ろう!という取り組みです。コンサドーレ札幌は、マスコット「ドーレくん」がシマフクロウということもあり、チームの環境活動としてこのプロジェクトをサポートしています。イベントには約80名の皆さんが参加し、プロジェクトの取り組みや、絶滅危惧種である北海道のシマフクロウについて楽しく学びました。

■開催日時
2015年2月21日(土)13:00~14:30
■実施場所
北海道新聞本社ビル1階 イベントスペース「Do-Box」(札幌市中央区大通西3丁目6)
■主 催
北海道エコ・アクション事務局(北海道新聞社広告局内)
■共 催
どんぐり事業事務局

コンサドーレ札幌は、シマフクロウを守る「どんぐりポイント」のポイント集めに協力しています。
プログラムの最初に、コンサドーレ札幌のマスコット シマフクロウの「ドーレくん」と、どんぐりポイント制度のキャラクター「どんぐりん」が登場。会場が盛り上がる中、コンサドーレ札幌OB 吉原宏太さん、コンサドーレ札幌女子チーム監督 宗像訓子さんをお迎えし、トークショーを行いました。2015年シーズンの展望や目標・抱負を交えたお二人のトークのほか、参加者からの質問に答えていただくなど、コミュニケーションの場になりました。

コンサドーレ札幌OB 現チームスタッフ
(ジュニアサッカースクールコーチ)
吉原宏太さん
今シーズン注目してほしい選手とそのプレー、チーム内の雰囲気など楽しいお話を聞かせてくれました。
また、吉原さんはどんぐりポイントについて、「まずは知ることが大切。そして自分がわかって、伝えていくことが大切。小学生のお子さんにもできる活動です。小さなことから、みんなでやっていきたいですね。」と話しました。
コンサドーレ札幌女子チーム監督 宗像訓子さん
この春、コンサドーレ札幌に新しくできる女子チームの初代監督に就任。愛称は「訓(くん)ちゃん」。
宗像さんは「まずは地域リーグからスタートし、なでしこ1部リーグ入りを目指します!」と抱負を語りました。またこのイベントに参加した感想として、「どんぐりプロジェクトやシマフクロウについてまだまだ知らない人がいる。私たち女子チームも宣伝活動が必要。また一緒にこうした活動ができたらと思います」と話しました。

経済産業省 環境経済室の田村祐一さんが、「どんぐりポイント」が環境によい商品の目印であることや「北海道どんぐりプロジェクト」の取り組みについてクイズ形式で紹介しました。また、「地球温暖化」や「日本の温室効果ガス排出量」、「どんぐりマークとカーボン・オフセット」など、地球温暖化についてコンサドーレ札幌の吉原さん、宗像さん、ドーレくんと一緒に学ぶ機会となりました。


講師 経済産業省 環境経済室 田村祐一さん


絶滅危惧種に指定されているシマフクロウ。昔は北海道全土にその姿が見られたようですが、今は北海道東部にわずか140羽ほどしか生息していません。私たちがふだん見ることのできないシマフクロウの生態や、シマフクロウがくらすための森林を保全すれば生物多様性の維持につながることなど、シマフクロウの保護活動を支援している「北海道シマフクロウの会」会長の横内龍三さんが、わかりやすく説明しました。

北海道シマフクロウの会 会長 横内龍三さん(北洋銀行 取締役会長)


イベント終了後、来場者の皆さんにプレゼントしたどんぐりクッキーやシマフクロウグッズに付いている「どんぐりポイント」シールを、回収用のシートに貼っていただき、実際にプロジェクトに参加していただきました。このポイントは北海道シマフクロウの会に寄付されて、シマフクロウを守る活動に役立てられます。

「どんぐりポイント」がついた製品やサービスを選ぶことで、環境への取り組みに力を入れている企業を応援できます。また、「どんぐりポイント」を集めることで、環境にやさしい取り組みを行っている人たちも応援できます。
イベントを通して、身近な環境問題や「どんぐりポイント」について学び、地球の未来のためにこの取り組みを広める貴重な機会となりました。

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