北海道は、移動時間が長く、公共交通機関の利用が少ないことなどから、運輸部門のエネルギー消費割合が32%と、全国の24%に比べて大きくなっています。また、家庭でのエネルギー消費量(家庭+乗用車)も全体の3分の1(34%)を占め、全国の4分の1(26%)に比べて大きくなっています。省エネルギーや環境に配慮したエコカーの普及は、こうしたエネルギー消費量の低減に一役買うかもしれません。
「環境に優しい車」として登場した「エコカー」。低燃費のガソリン車、ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)など、その種類はさまざまです。また「燃費性能が優れている」、「大気汚染物質の排出が少ない」などエネルギーの補給方法やエコな特徴もそれぞれ異なります。環境に配慮した自動車は燃費がよく、家計にも優しい!よりエコロジーでエコノミーに。エコカーは進化し続けています。
ガソリン車は専用のガソリンスタンドに出掛け、そこで燃料を補給します。一方、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)は、家庭用のコンセントからバッテリーに充電できるのが特徴です。つまり自宅にいながら燃料補給ができるということ。プラグインハイブリッド車の場合は、家庭用100Vで約3時間、200Vで約1時間30分で満充電になります。電気自動車やプラグインハイブリッド車に乗って出掛け、家に帰ったらコンセントにつないで充電すれば、次の朝にはフル充電が完了します。
道内では現在、主にカーディーラーやガソリンスタンド、スーパー、商業施設、宿泊施設などに、急速充電器や100V・200Vの普通充電器が設置されています。遠出をした場合、自宅以外でもこうした充電スポットを利用して、有料または無料で充電ができます。
http://www.ev-phv-hokkaido.com/
※料金や営業時間は各施設に直接お問い合わせください。
情報提供:北海道EV・PHV普及促進検討研究会
「スマートドライブのススメ Vol.2」では、 「実践!エコ・ドライブ」をテーマに、環境と家計に優しい運転術をご紹介します。 |